【アライアンス速報】アラスカ航空がワンワールドに加盟
2月13日、アラスカ航空がワンワールドのアライアンスへ加盟することを発表いたしました。
アジア間特典航空券のストップオーバーが不可となって以来、話題に乏しかったアラスカ航空ですが、来年の夏を目途にワンワールドアライアンスへ正式に加盟することが発表されました。
すでにJALとの独自提携があるため日本国内の居住者にとっては大きな変化はないと思われますが、アライアンス加盟に伴い想定される変更点をあげておきます。
今のところ改悪しか思いつかないのですが・・・
1.ワンワールド加盟以外の航空会社との提携解消
最近提携を開始したばかりだったシンガポール航空(スターアライアンス)や、大韓航空(スカイチーム)との提携は恐らく解消されるのではないでしょうか。
そもそも特典航空券の交換に必要なマイルが極端に多く使い勝手の悪い提携でしたので、私たちにとってダメージは少ないと思います。
2.特典航空券で同時に複数の航空会社を利用できるようになる
現在のルールでは、JALのフライトから他社へ乗り換えるチケットを特典航空券で発行することが出来ませんが(JAL+アラスカ航空国内線などの特殊なパターンを除く)、アライアンス加盟後はワンワールド加盟航空会社を乗り継ぐパターンで特典航空券の発行が可能になると思われます。 この場合どの区間がどれだけのマイルで引き換えられるのか、ちょっと楽しみですね。
3.必要マイル数の改悪
これが一番困ります。昨年の大改悪後、アジア間のビジネスクラスが25000マイルで【片道のみ】となってしまいましたが、このマイル数さえ改悪となる可能性もあります。
塩漬けになったマイルを早めに使っておくべきかどうか、悩みますね。
4.ストップオーバーの廃止
アジア間のストップオーバーがなくなったものの、東南アジア~日本~米国の片道では日本での長期間のストップオーバーはまだ認められています。すなわち、バンコク~東京、東京~ニューヨークの二つのフライトを片道で発行し、東京で半年ブレイクすることが可能なわけですね。 このメリットが消滅すると、アラスカマイルを貯めていた意味がほぼ消滅してしまいます。 これだけはなんとか避けて欲しい。
いずれにしても今日の段階ではすべて憶測で語るしかありません。
今後新たなニュースが入り次第、このページで追記してまいりますので、興味のある方はブックマークをしておいてください。
2020年2月14日
カンボジア・シェムリアップにて
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